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2006年12月19日 (火)

わたしとチャーチとの出会い

こんにちはナオフミです。
このブログに記事を書くのは久しぶりなので、何を書こうかいろいろと考えました。今回は私が今年になって始めてチャーチに行くきっかけとなった出来事について書きたいと思います。

私は大阪にある音楽大学の出身で、主にオペラなどの舞台を制作していました。その頃良く聴くようになったのがJ・Sバッハ作曲の「マタイ受難曲」です。わたしはJ・Sバッハの曲はそれ以前から割と聴いていたのですが、主に聴いていたのは器楽曲で声楽の曲はこれが最初だったかもしれません。今思えばこの曲は私にとってとても重要な曲となりました。この曲を初めて聴いてから10年以上が経っていることになります。
去年はこれまでやってきたことを振返る年だったと思います。仕事も落ち着いてきたし、またコンサートや芝居を見に行きたいなと思っていました。以前はよく出かけていたのですが、ここ数年そういった機会がまったくなく、まずオペラと演劇を何本か見ました。そしてふと「マタイ受難曲」のことを思い出しました。そういえばCDは聴いたことがあるけど、実演は一度も聴いたことがなかったなあと。公演予定をネットで調べると今年の4月に良さそうな公演があり早速チケットを入手しました。

同時に新しいこともやりたいと思っていました。私は業務用のソフトウェアのエンジニアですが、何か仕事に生かせそうなものと思い、英会話を始めることにしました。学生時代の英語嫌いを何とか克服したいというチャレンジのような意味もあったかもしれません。今年の1月頃からGABAという英会話スクールに行くようになりました。
そしてそこにオーストラリア人の女性の先生がいました。初めて彼女のレッスンを受けたときの印象がとてもよかったので、その後も彼女のレッスンを受け続けていました。レッスンにはテキストを使いますが、彼女の話は面白いのであまりテキストを使わないフリーの会話を中心にレッスンしてもらっていました。レッスンのなかでお互いの趣味の話になって、自分は映画を見ることと音楽を聴くことって言ったと思うんですが、彼女は歌うことと楽器の演奏が趣味、それも教会で演奏していると言っていました。そのときに彼女の日本での教会(ジーザスライフハウス)のホームページhttp://www.jesuslifehouse.com/を見せてもらいました。この教会ではみんなでバンドの音楽に合わせて、歌ったりジャンプしたりするんだよと聞いて、「ジャンプって何?」って思いました。自分は一度も教会という場所に行ったことはなかったのですが、教会って映画なんかで見る様に、みんなで並んで座って牧師さんの話を聴いたりするところというイメージがあり、「歌って、ジャンプ」と聞いて、「そんな激しいの? なんか変わってるな~」とか思っちゃいました。「マタイ受難曲」のコンサートに行く予定になっていることを思い出して、教会の話が出てきたのは偶然にしては意味を深いもの感じたのを覚えています。
そのときはその変わった教会に一度行ってみてもいいかなぁというような軽い感想でした。

次のレッスンのとき、何かの話のきっかけで彼女自身の話をしてくれたことがありました。ある状況で、だれかに酷いことを言われたか、されたかしたらしいんですね。そのとき彼女はすぐにその人のことを赦したと言っていました。「何で?」 って聞くと、「もしずっと怒っていたら自分が嫌な気持ちを引きずることになって、それだと自分の心が醜くなるから。」正確ではないと思いますが、そんなような事を言っていました。それで「ナオフミならどうする?」と聞かれて、まぁ正直に「あなたと同じ状況だったとしたらなら、赦せないかな。」って言ったら、彼女はは少し真顔になって「赦すことは本当に重要なことだと思うわ。」と言いました。その日のコメント(その英会話スクールでレッスンごとに先生がつける)で「赦すことはとても重要」ってしっかり書いてあります。これは今でも読めるのでたまに読んでます。彼女がなぜそこにこだわっていたのかそのときはわからなかったけど。

その次の週に、バッハの「マタイ受難曲」のコンサートに行きました。
以前からCDで何度も聴いている曲ですが、このときは古楽器による演奏ということもあり新鮮に感じました。ただそれだけではなく、そのときにはなにか気になっていることがわかるんじゃないかいう期待のようなものもありました。「マタイ受難曲」はドイツ語の歌詞で演奏されるのですが、ステージの両サイドに日本語の字幕が流れていて、今どういう内容が歌われているか知ることができました。
バッハの「マタイ受難曲」はイエスが十字架上で処刑される2日前から始まります。

「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架上につけられるために引き渡される。」(マタイ26:2)

最初から張りつめた緊張感のあるイエス・キリストの言葉で始まるこの受難曲のもっとも感動的な曲はNo.47曲「Erbarme dich, mein Gott : 憐れみたまえ、わが神よ」です。タルコフスキーの映画「サクリファイス」でも使われたアルトのアリアで、「ペトロの3度の否認」の場面を受けて演奏されるこの曲はヴァイオリンソロの物悲しい旋律がアルトの声と交じり合って独特の情感を感じさせます。

ペトロは、「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われたイエスの言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた(マタイ26:75)

この曲を聴きながら私は自分の生きてきたこれまでのことを思い出していました。楽しかったこと、悲しい出来事、つらい日々や人を傷つけてしまったこと、罪深い様々な行い…。

私もペトロと同じだと思いました。

深い悔恨の念と赦しを請う気持ち。

イエスは私を赦してくれるだろうか?

気になっていた何かを発見したことをなんとか誰かに伝えたい気持ちでいっぱいでした。
英会話スクールで彼女の話していた教会に行ってみたいと思いました。
特にいつ行くとも知らせてなかったのですが、ホームページをたよりに探していきました。たくさんの人がイエス・キリストを讃える熱気が溢れていました。本当に今まで経験したことのないものがそこにありました。

後日の英会話のレッスンで彼女に「なぜ教会に来る気になったの?」と聞かれ、この前のレッスンでの彼女の赦しについてのコメントやバッハの「マタイ受難曲」のコンサートに行ったことなどを伝えましたが、拙すぎる私の英語力でどこまで伝わったかなあという感じでした。ただ喜んでくれているようではありました。

そして最近、チャーチのみんなの大きな励ましにより、洗礼を受けることが出来ました。洗礼式では水に浸かる前に、「イエス・キリストはあなたにとってどのような存在ですか?」と聞かれるのですが、私は「イエス・キリストは私を赦してくれました。」と答えることが出来ました。

主よ、あなたが私に与えてくれたあなたのプランに今年ようやく気づくことが出来たと思います。あなたは何年も前からきっと私にこのことを気づかせたかったに違いありません。
イエス・キリストの愛と赦しが私に大きな一歩を踏み出させてくださったことに感謝いたします。これからもあなたの教えと力をお与えください。アーメン!!

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コメント

勉強不足で「マタイ受難曲」を知りません(涙)
なんか、聴いてみたくなりました。
探してみます!

赦すって大切ですね~~~。
怒りに自分が囚われてしまうと、自分の心を醜いもので蝕まれる感覚がします。
怒りを表現しちゃった時、その後の周囲との関係修復には、
怒った時の倍のエネルギーが結果として必要になってくるし・・・。
精神衛生上も美容にもよろしくないみたい。美容?
ムードメーカーって言葉がありますが、周りの人を明るくポジティブにするように、
自分が良くないムード、モードに陥ってしまった時、神様の名によって自分自身の心のありようをシフトチェンジできるようになりたいです。

投稿: ゆっこりん | 2006年12月19日 (火) 11時54分

ナオフミさん>証・・・感動しました!!!
jesusってほんとそれぞれ、ユニークな形で導かれるますね。マイブログにも自分の証を載せようと思いました。シェアしてくれてありがとうございます☆☆

投稿: mimo | 2006年12月21日 (木) 16時33分

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